CRM運用公開 2026.07.04更新 2026.09.20

予約リマインドLINEの文例集|前日・当日の送信タイミングと書き方

予約リマインドLINEの文例と送信タイミングを解説。前日・当日の文面の型、変更導線の入れ方、無断キャンセルを減らす運用設計をまとめます。

予約リマインドは、無断キャンセルを減らす施策の中で最も費用対効果が高い打ち手のひとつです。電話やメールに比べ、LINEは開封されやすく、その場で変更・キャンセルの返信もしやすいためです。ただし、文面とタイミングを誤ると「確認の手間を増やすだけの通知」になってしまいます。本記事では、予約リマインドLINEの送信タイミングの考え方と、前日・当日それぞれの文例、無断キャンセルを減らす運用設計を解説します。

リマインドの目的は「思い出させる」だけではない

リマインドの目的は3つあります。

  1. 1予約を忘れている顧客に思い出させる
  2. 2行けなくなった顧客に、無断キャンセルではなく「事前の変更・キャンセル」を選ばせる
  3. 3来店前の不安(場所、持ち物、所要時間)を解消する

特に2が重要です。無断キャンセルの多くは悪意ではなく「キャンセル連絡が面倒」「連絡先がすぐ分からない」ことが原因です。リマインドに変更・キャンセルの導線を必ず入れることで、枠の空きを事前に把握でき、埋め直す余地が生まれます。無断キャンセル対策の全体像はLINEで無断キャンセルを減らす方法で詳しく解説しています。

送信タイミングの基本形

業態を問わず使える基本形は「前日1回+当日1回」です。

タイミング目的補足
予約直後予約内容の確定通知日時・場所・キャンセル規定を明記
前日の夕方(17〜19時)変更・キャンセルの受付予定を確認しやすい時間帯
当日の2〜3時間前最終確認と道案内直前すぎると調整が利かない

前日リマインドは「まだ変更が間に合う」時間帯に送ることが肝心です。当日朝の予約であれば、前日の少し早い時間に寄せるなど、予約時刻から逆算して調整します。3回すべて送る必要はなく、単価が低く予約間隔が短い業態なら前日1回でも十分です。

そのまま使える文例

文例は「宛名+予約内容+変更導線+ひとこと」の4要素で構成します。

種別文例
予約直後〇〇様、ご予約ありがとうございます。6月10日(水)14:00〜、△△(メニュー名)で承りました。変更・キャンセルはこのトークからご連絡ください。
前日〇〇様、明日14:00からのご予約のリマインドです。ご都合が変わった場合は、本日中にこのトークからご連絡いただけると助かります。当日お会いできるのを楽しみにしております。
当日〇〇様、本日14:00からお待ちしております。場所は□□(地図リンク)です。遅れそうな場合はこのトークへご一報ください。
無断キャンセル後〇〇様、本日はご来店を確認できませんでした。ご体調など問題なければ幸いです。改めてのご予約はこちらから承ります。

ポイントは3つです。

  • 宛名を入れる: 一斉配信ではなく自分宛ての連絡だと伝わり、既読後の反応率が変わります
  • 変更導線を責めない書き方にする: 「キャンセルはご遠慮ください」ではなく「ご連絡いただけると助かります」と書くほうが事前連絡は増えます
  • 無断キャンセル後も関係を切らない: 責める文面は再来店の可能性ごと失います。事情を気遣いつつ再予約導線だけ置きます

手動運用の限界と自動化

リマインドを手動で送る運用は、予約が1日数件のうちは回りますが、件数が増えると送り漏れが必ず発生します。送り漏れたその1件が無断キャンセルになる、という形で運用の穴がそのまま損失になります。

予約システムとLINEが連携していれば、予約データに基づいて前日・当日のリマインドを自動送信できます。あわせて、リマインドへの返信がそのままチャットに届き、スタッフが変更対応できる状態にしておくことが重要です。返信を受ける仕組みがないリマインドは、導線として片側通行です。予約システム選定の観点はLINE予約システムの選び方を参照してください。

リマインドの効果は数字で確認する

リマインド運用を始めたら、次の数字を月次で確認します。

  • 無断キャンセル率(無断キャンセル数÷予約数)
  • 事前キャンセル・変更率(事前連絡ありのキャンセルは、むしろ健全なサイン)
  • リマインド後の返信数

無断キャンセルが減り、事前連絡が増えていれば設計は機能しています。文面やタイミングを変えた場合は、月をまたいで比較してください。

自社の予約フローに落とし込む次の一歩

まずは本記事の文例を自社の業態に合わせて書き換え、前日リマインド1本から始めてください。LYNXは予約管理とリマインド配信、顧客カルテ、チャット対応が1つにつながっており、リマインドへの返信をそのままスタッフが引き継げます。予約からリマインド、当日対応までの流れを自社の運用でどう組めるか知りたい方は、LINE予約の活用イメージをご確認のうえ、お気軽にご相談ください。

FAQ

よくある質問

予約リマインドLINEはいつ送るのが効果的ですか?

前日の夕方(17〜19時)と当日の2〜3時間前の2回が基本形です。前日は変更・キャンセルの連絡がまだ間に合う時間帯に、当日は最終確認と道案内を目的に送ります。

リマインドの文面には何を入れるべきですか?

宛名、予約日時とメニュー、変更・キャンセルの連絡導線、ひとことの4要素が基本です。特に変更導線は「ご連絡いただけると助かります」のように、連絡しやすい書き方にすることが重要です。

無断キャンセルした顧客にも連絡すべきですか?

責めない文面での連絡を推奨します。体調などを気遣いつつ再予約の導線を添えることで、関係を切らずに再来店の可能性を残せます。責める文面は再来店ごと失うリスクがあります。

リマインドは手動で送っても問題ありませんか?

予約件数が少ないうちは可能ですが、件数が増えると送り漏れが発生し、それがそのまま無断キャンセルにつながります。予約データと連動した自動送信と、返信を受けられるチャット体制をセットで整えることを推奨します。

Next Step

この記事の内容を、自社のLINE運用で実現する

業種と現在のLINE公式アカウントの状態を聞いたうえで、どこから着手すべきかを整理します。無理な売り込みはしません。